おすすめのポイント
あるところに旅する魔女がいました。名前はイレイナ。
彼女の一人旅は、まだまだ続きます。
今回出会うのは、夢に現れる悪魔、ブドウ踏みの乙女、新米の旅人、
妻の帰りを待ち続ける男、捨てられた道具たち、自称・狼男(?)、
時を遡る「菫衣の魔女」、切り裂き魔を追う「夜闇の魔女」、
そして懐かしい人との再会、未知なる灰色の魔女たちとの邂逅……。
様々な国を訪れるたびに、ヘンテコな人と出会ったり、
厄介なトラブルや悲しい事件に次々と巻き込まれるのです。
「次はあの国ですね――」
相も変わらず、イレイナの旅は淡々と紡がれてゆきます。
新たな別れと出会うために。
旅の魔女イレイナが紡ぐ、少し可笑しくてほんのり悲しい不思議な短編集
別れの物語はまだまだ続くのです――
書き下ろしエピソード14編
話題の第三弾
1章 ある女性の悩み
2章 安らかなまどろみ
3章 ある日の新聞
4章 ぶどう踏みの乙女
5章 物々語:小賢しい師匠と賢しい弟子
6章 甘菓子と新米旅人
7章 物々語:賢しい弟子と生ける物
8章 十年目の終戦
9章 物々語:廃墟に蔓延る
10章 狼男もしくは別の何かの話
11章 遡る嘆き
12章 旅人が刻む壁
13章 切り裂き魔
14章 ありとあらゆるありふれた灰の魔女の物語
-
ソラ
読んだ限りだとこれで一段落な感じだったんだけれど続きが出ているみたいで良かった…。同じ世界観でGA文庫で別シリーズが出ているということでそっちも読んでみたい。 続きを読む
-
ナカショー
サヤいいキャラになったなぁw魔法要素にSFの要素が入ってきて最初は戸惑ったけど、なれるとそうでもなくかなり楽しめました。ホントは三巻で終わるはずだったのですが、四巻が出ることが決定したみたいで嬉しいです。次巻も楽しみです。 続きを読む
-
さな
安定して丁寧なライトノベルという印象。やはり設定や世界観はあまり作り込んでいないなあ、という感じがある。しかし、コメディだったり、シリアスだったりと綺麗に分けて描かれていて、物語もキチッと締めてくれる。今回の本で良かったのは、「遡る嘆き」かな。過去を変えるために、自分の気晴らしのために魔法を使ったのに、結局は何も変えられなかったと分かってしまう。救いようがないが、何とももの悲しい雰囲気で切なかった。 続きを読む
関連著者・監修者 商品
同じジャンルの商品
試し読み
その劣等騎士、レベル999 2
白石 新/三弥カズトモ
たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語7
サトウとシオ/和狸ナオ
帝国の勇者 世界より少女を守りたい、と“まがいもの”は叫んだ
有澤 有/なのたろ
気象と戦術
木元 寛明
異世界賢者の転生無双2 ~ゲームの知識で異世界最強~
進行諸島/柴乃櫂人