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橋下徹氏 フジ調査報告書の問題点を指摘「一番この報告書で欠けていたのは…」「これでいいんですか?」

[ 2025年4月6日 22:17 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が6日、フジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜後8・54)にコメンテーターとして生出演し、元タレント中居正広氏(52)による女性トラブルをめぐる同局の問題を調査した報告書について、自身が考える問題点を指摘した。

 調査を担当した第三者委員会は、3月に公表した報告書の中で、「本事案は、CXの「業務の延長線上」おける性暴力であったと認められる」とし、中居氏による当時フジテレビの女子アナだった被害女性Aへの性暴力を認定した。

 約2カ月という短い期間で、ヒアリングから電子端末の解析まで、あらゆる調査を施した報告書だった。橋下氏は「この報告書は丁寧にいろいろ証拠評価を得て論じています」と評価しつつ、今回の事案を「事後的に業務の一環だと評価されたんです。事後的にですよ」と解説した。

 この評価を軸に考えると今後、ある問題が発生する恐れがあるという。「そうすると、社員の方にこれから、フジテレビは何と言うのか。日本の民間会社も、この報告書を絶対的正義ととらえた時に何と言うかというと、“以後、関連先、取引先そういうところに社の許可をもらわずに行くことはダメだよ”と言わざるを得ないんですよ」。取引先との会合などに、いちいち社の許可が必要になると指摘した。「後から業務って言われる可能性があると言われるのだったら、“行くな”になっちゃうじゃないですか?でもこれでいいんですか?」と首をかしげた。

 「みんな業務とプライベートがあるんだから、一番この報告書で欠けていたのは、業務とプライベートの区分けのメルクマール(指標)」とも。「法律家というのは規範の定立といって、基準を立てるのが仕事なんです」と説明し、「これは業務の一環だという認定は、いいです。いいんだけれど、何が業務とプライベートの区分けをするのか?というのが見えなければ、日本の会社は“みんな行くな”になってしまいます」と懸念した。

 番組はこの日から、放送時間がこれまでより1時間増えて2時間15分となり、リニューアルされてスタートした。

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