笠井信輔アナ、古巣・フジ問題報告書に衝撃「私の認識間違っていたんだな」今、局に言いたいこととは

[ 2025年4月6日 22:11 ]

　元フジテレビの笠井信輔フリーアナ（61）が6日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。元タレント中居正広氏の女性トラブルをめぐる一連のフジテレビ問題について語った。

　先月31日、第三者委員会による調査結果が報告され、中居氏の性暴力、フジの二次加害などを認める踏み込んだ内容となった。

　笠井は古巣の問題だけに、報告書もつぶさに読んだといい「隅から隅までフジテレビを断罪していて大変衝撃を受けました」と吐露。「在籍時、フジテレビはコンプライアンスが厳しいほうだと思っていた。一部の社員の行き過ぎた行為という認定になるのかと思ったら、まったくそうじゃなかった。フジテレビ社内はハラスメントに対する意識が低くて繰り返されている、と。私の認識は間違っていたんだな、と」とショックを受けた理由を口にした。

　だが1つ光が差した部分があったとして、アナウンス室部長・Fアナの名誉回復が報告書ではかられていた点を挙げた。　

　当初、週刊誌で被害女性の訴えを握りつぶしたなどと書かれ、「Fアナへの誹謗（ひぼう）中傷は本当に酷く、憔悴しきっていた。でも、第三者委員会は適切に対応を進めていたことや、局のFアナへの人権侵害の可能性まで書いていた」と話した。

　そして、「フジテレビに本当に言いたい」とし、「彼女のことを実名で会社として名誉回復をはかるべき」と訴えた。

　「社員Bがトラブル当日に絡んでいたと書かれた時にはすぐに修正を求め、ホームページにも“当該社員は関係ない”と出した。ところが、Fアナの記事が出たときには、何も動きを取らなかったと報告書には書いてある。放っとかれてるんですよ、Fアナは。一番気になったのはそこ」と厳しく指摘していた。

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スポニチアネックス取材班