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豊川悦司「僕の横に美穂ちゃんがいなくて本当に残念」 30年の時を経て中山美穂さんへの思い語る

[ 2025年4月4日 21:20 ]

<公開30周年記念「Love Letter 4K リマスター」公開初日舞台あいさつ>登壇した豊川悦司(撮影・小渕 日向子)
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 俳優の豊川悦司(63)が4日、都内で行われた「公開30周年記念『Love Letter 4K リマスター』(監督岩井俊二)公開初日舞台あいさつ」に登壇。昨年12月6日に死去した歌手で女優の中山美穂さん(享年54)への思いを語った。

 1995年3月25日に公開された同作。今回、公開30周年を記念した上映となる。豊川は、秋葉茂を演じた。

 昨年12月、主演の中山美穂さんが急死。「僕の横に中山美穂さん…。今日は美穂ちゃんと呼ばせてもらいます。美穂ちゃんがいなくて本当に残念」と目を伏せた。豊川にとって同作は「美穂ちゃんの映画」だという。30年の時を経て「また、たくさんの人に美穂ちゃんを見ていただいて、少し気が楽になったというか…そんな思いです」と語った。

 中山さんの第一印象は「ちょっと普通の人じゃ思いつかないような気配りの仕方。繊細なハートを持っている人」。

 現場で口数が少ないもの同士「話さなかった記憶がある」が、「2人で椅子を並べて12時間ぐらい、次のカットまで待つわけですよ。ほとんどしゃべらないで、12時間ぐらいで3言ぐらいしゃべったかなーなんて、日記につけたい毎日が続いた」と当時を振り返った。

 中山さんの様子から“現場愛”が伝わり、「(現場を)楽しむ余裕があったかは分からないけど、世界観が凄く彼女にハマっていた」という。

 「中山美穂の代表作だと思う」。豊川は断言。同作出演を通じて「凄く彼女の仕事に対する考え方は、変わったんじゃないかな」と話した。

 中山さんはじめとする豪華キャスト陣が織りなす純愛の物語。舞台である北海道・小樽の映像美も注目を集め、世界中からファンが足を運ぶ聖地となっている。今もなお、世代を超え世界中で愛され続けている恋愛映画の金字塔だ。

 この日、共演の酒井美紀、岩井俊二監督も登壇した。

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