フィリーズ・ハーパー「激しく争い良いシリーズ勝利」ド軍相手にカード勝ち越し笑顔　NL東地区首位キープ

[ 2025年4月7日 08:26 ]

ナ・リーグフィリーズ8―7ドジャース（ 2025年4月6日フィルデルフィア）

ドジャース戦に勝利し、カステラノス（右）とハイタッチするフィリーズ・ハーパー（AP）
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　フィリーズは6日（日本時間7日）、本拠でのドジャース戦に逆転勝利。開幕8連勝を飾り勢いに乗る強豪相手に2勝1敗とカード勝ち越しに成功した。

　フィリーズは2点を追う3回にハーパーの左前適時打で反撃を開始すると、カステラノスに2号満塁本塁打が飛び出すなどこの回一挙6点を奪って逆転に成功した。

　6―4の7回に救援陣がつかまり、ドジャース打線に3点を奪われ、6―7と試合をひっくり返されたが、直後の7回裏、ハーパーの二塁打を足がかりにストットの適時打などで2点を奪って再逆転に成功。8、9回は1点差を死守し、逃げ切って乱打戦を制した。

　試合後、カード勝ち越しに成功したフィリーズのクラブハウスでは軽くスモークが焚かれ、ウィーラーやノラ、ストラーム、ルサルドといった主力投手たちが椅子を円を作るように並べ、ビール、ウィスキーなどで祝杯を挙げ勝利の美酒に酔いしれた。

　4打数2安打1打点で勝利に貢献したハーパーは今シリーズを終え「素晴らしいシリーズだった。良いベースボールをプレーしたし、投手陣もよかった。リードを奪ったが、巻き返され、リードを奪われたが、私たちも逆転し返した。2チームが激しく争い、良いシリーズ勝利だった」とカード勝ち越しにニッコリ。

　昨季MVPの大谷との対戦を振り返り「良いチームと対戦し、良いシリーズができたらいつでも楽しい。（大谷は）明らかにすごい才能だ。球界最高級だ」と語り、前日初めて対戦した佐々木についても「よかったよ。よかった」と繰り返し、新人右腕を褒めた。

　フィリーズは開幕3カードを終え、7勝2敗とドジャースに負けず劣らず好調で、ナ・リーグ東地区首位をキープしている。

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スポニチアネックス取材班