井上尚弥「ショー見せる」 5月4日に米で4団体防衛戦
ボクシングの米興行大手トップランク社は12日、世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が、5月4日に米ラスベガスのTモバイル・アリーナで防衛戦に臨むと発表した。世界ボクシング協会(WBA)同級2位のラモン・カルデナス(米国)を挑戦者に迎える。
井上尚は「自分のキャリアのもう一つのハイライトで、素晴らしいショーを見せられるのが楽しみ。タフな相手で、ためらうことなく試合を受けてくれたことに敬意を払う」と同社を通じてコメントした。カルデナスは右強打が武器で「ダイナマイト」の異名を取る。
井上尚が米国で試合をするのは、2021年6月以来。会場のTモバイル・アリーナはボクシング開催時には約2万人を収容。これまで数々のビッグマッチが開催されている。
戦績は4月10日に32歳になる井上尚が29戦全勝(26KO)、29歳のカルデナスが26勝(14KO)1敗。〔共同〕
世界ボクシング協会(WBA)、世界ボクシング評議会(WBC)、国際ボクシング連盟(IBF)、ボクシング機構(WBO)のベルトを持つ4団体統一バンタム級王者である井上尚弥のニュースやコラムをまとめました。2022年12月13日にWBO王者のポール・バトラー(英国)に勝ち、アジア勢ボクサー初の4団体統一を果たしました。