岩渕健輔氏、処分不当を強調 アジアラグビーの問題指摘
日本ラグビー協会の岩渕健輔専務理事は12日、副会長を務めるアジアラグビー(AR)から行動規範に抵触した可能性があるとして職務を停止されたことに対し、処分は不当と強調した上でARの問題点を指摘した。理事会後、報道陣に「ガバナンス、財務管理に深刻な懸念がある。この件をきっかけに変わらなければいけない」と訴えた。
理事会では、日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)に関する選手らのアンケート結果も報告された。ジョーンズHCも冒頭に出席。岩渕専務理事は内容を明らかにしなかったが「真摯に受け止めていた」と話した。
2025年度予算案は収入が76億3千万円、支出が74億3千万円を見込む。評議員会を経て正式に決まる。〔共同〕