岐阜の鍋屋バイテック、鋳物で社内連携の新拠点
産業機械部品メーカーの鍋屋バイテック会社(岐阜県関市)は3日、鋳物事業の社内連携強化を目的とした新拠点「伝統技術事業イノベーションセンター」を同県美濃市に新設すると発表した。投資額は約10億円。鋳造や加工、開発・営業の各部門の社員を集め、生産性向上や技術革新を加速する。
拠点は「美濃工園」と呼んでいる同市の工場内に設ける。6月に着工し、2026年3月に完成予定。屋根全面に太陽光パネルを設置するなど再生可能エネルギーの100%利用を目指す。まきストーブを置き、付近の緑地整備で出る間伐材を燃料に利用して森林環境にも配慮する。
関連企業・業界