秋田銀行、初任給を26万円に引き上げ 2026年4月から
秋田銀行は13日、2026年4月に入行する大学新卒の初任給を月額26万円に引き上げると発表した。現在は22万円で、引き上げ幅は4万円になる。労働組合との協議を経て正式に決定する。メガバンクや近隣の地方銀行は賃上げに動いており、新卒採用を強化する狙いがある。
短大・高専・専門学校卒の初任給は18万6000円に、高卒の初任給は17万3000円とする。それぞれ2万円引き上げる。
大手金融機関では三井住友銀行や三菱UFJ信託銀行が26年4月に新入行員の初任給を30万円にすると明かしている。東北を見ても、福島県が地盤の東邦銀行は25年4月から初任給を26万円に引き上げる予定だ。初任給引き上げの動きが今後、東北の地方銀行に波及する可能性がある。