静岡市は地域FM合併、名古屋は多言語化 防災にも備え
データで読む地域再生 東海
東海地方は南海トラフ巨大地震も想定され、コミュニティFMは災害時の情報源としても重要だ。静岡市では2局が4月に合併し放送の魅力向上とともに災害対応力を強める。防災インフラの使命を果たすには自治体の資金支援だけに頼らず経営安定も問われる。各局は多言語対応やアプリとの連携などに知恵を絞る。
コミュニティFMは地域活性化を目的に1992年に創設。行政や交通といった生活情報を主に扱う。総務省のまとめによ...
「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。