ただひたすら叫び続ける人を描いたCM……その意図とは?
スウェーデン・ヘルシンキ発のB2B ITソフトウェア会社のHappy Signalsは、業務改善を目的とした企業向けのソフトウェアを販売しています。そんなHappy Signalsがアメリカ市場へと進出するにあたり、まずは自社のサービス名とその特長を知ってもらうことを目的としたテレビCMを公開しました。言葉で長々と説明するのではなく、あえて直感的に理解しやすいフォーマットへと落とし込むことでターゲット層への認知拡大を図っている内容に仕上がっています。
“IT is Emotions(ITは感情だ)”というタイトルのCMで描かれるのは、仕事中にPCトラブルに遭遇してしまった人々の様子。本来であれば一瞬で終わる作業がトラブルによって必要以上の時間がかかってしまい、最終的には全員が叫びながらキーボードを強く叩いてしまっています。仕事だろうがプライベートだろうが、PCで作業をする人であれば一度は経験したであろうストレスフルな現象をそのまま描くことで、直感的に伝わるようになっています。
ラストシーンではブランド名をシンプルに映し出し、「Happy SignalsはITにおけるトラブルを解決してくれる会社であるとしています」という必要最低限の情報だけを伝えています。決して認知度が高いとは言えない企業のアピール方法として学べることが多いCMではないでしょうか。
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/
2