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Ocean Sprayがオセアニアに進出! その意外な広告戦略とは

アメリカ生まれのOcean Sprayは、新鮮なクランベリーを豊富に使った健康的なジュースとして幅広い年齢層のファンを持つブランドです。PR EDGEで何度か紹介しているその広告コミュニケーションは独特な世界観を作り出しており、一度見るとしばらく頭の中から離れないような魅力があります。

そんなOcean Sprayがついにオーストラリアとニュージーランドを中心としたオセアニア地域へと進出。本国アメリカ同様独自の世界観を貫くのかと思いきや、意外と王道なメッセージで固めてきました。

“Drink Different(飲み物のあり方を変えよう)”というタイトルで公開されたのは、SNSバナーと交通広告、OOHを織り交ぜた統合キャンペーン。「野菜ジュースみたいだけど、野菜ジュースほどまずくない」や「少しの糖分、強烈な味わい」「午後の気分を上げるのにぴったり」といったストレートな内容が印象的で、特に糖分の少なさに関する言及は果実由来の優しい甘さが特長のOcean Sprayならではのアプローチと言えます。バスや電車の駅構内、トイレに至るまでユーザーとのさまざまな接点を作り上げているところから、未知なるブランドを知ってほしいという意志が伺えます。

海外進出を狙うにあたり、本国でのクリエイティブの内容との整合性よりも「まずは知ってもらう」ことを重要と捉え、戦略的にアプローチを変えた印象的なキャンペーンでした。

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